【面接】金髪&飲酒で第一志望の企業に転職面接して合格した話

人生において、緊張するタイミングってのは何度もある。

  • 学校や会社に入ったときの初めての自己紹介
  • ピアノなどの発表会
  • 会社でのプレゼン

いろいろなところで緊張をするんだけど、緊張ってのはまあ慣れない!

緊張してしまうと普段のパフォーマンスを出し切ることはまず無理で、大体が失敗に終わってしまう。

僕も例に漏れずかなりのあがり症なので、いろいろな局面で緊張によって失敗を重ねてきた。

 

だが!そんな失敗を重ねていたのは子供だったときの自分。

僕はもう大人だ。

大人は失敗から学ぶ。

緊張を解きほぐす方法を僕は学んできた。

 

酒だ。

 

 

そう。酒だ。

酒を飲めば緊張は和らぐ。

酒を飲めば女の子の目を見て話せる!

酒は緊張を解きほぐす最高の薬だ!!!

 

ということで、僕が人生の転機である転職の面接に飲酒して挑んだ話をしようと思う。

しかも第一志望。

しかも私服。

しかも金髪。

人生なめすぎ。

 

なぜ金髪&飲酒で面接に向かったのか

高校時代の僕。更生した。

金髪も飲酒も両方とも世間を舐めていたからしたわけではないことを最初に書いておく。

面接の戦略として金髪にして酒を飲んでいった。

理由について説明する。

金髪で面接に挑んだ理由

"面接官の印象に残る"という唯一のメリット

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金髪で面接に挑むメリットはほぼない。

ほぼないが、一つ大きなメリットとして"面接官の印象に残る"という点がある。

そりゃ面接に金髪でくるようなやつなんていないので、金髪でくるだけで印象に残る選手権においては上位に行くことができる。

 

デメリットメリットの200倍くらいある。

そんなことは知っている。そりゃそう。金髪で来る時点でマイナススタート。当たり前。

だがデメリットとならないケースが一つだけある。

それは金髪をデメリットと感じない企業のケース。

ベンチャー企業やいけいけのIT企業なんかは結構こういう企業が多いと思う。

"外見での判断をしてこない企業"なのであれば、金髪で面接に挑むのは"印象を残すことができる"というメリットしかないのである。

 

なので第一志望の企業が外見で判断する感じの企業かどうかをまず調査した。

まあ調査っていってもその企業が出している現場社員の記事なんかを集めて、社員がどういう人なのかを見るくらいしかできないけど。

その企業は社内のパーティの写真を記事にあげていて、現場社員が結構茶髪や金髪の社員も多かったので、この企業であれば金髪で面接に挑んでも問題ないと判断した。

だがこれは博打だ!

この企業なら大丈夫やろ!と思って行っても面接官によっては金髪即NGの可能性もあるので注意が必要。

リスクを追ってでも金髪にして印象を残しに行く理由

上記の記事で詳しく書いているのだけど、僕は第一志望の企業には能力的にも社歴的にも学歴的にも見合わないレベルだった。

なのでそのままの自分で勝負したら勝算が低いと判断したので、博打ではあるが金髪で面接に挑んだのだ!

これは戦略だ!

 

ただ金髪チャラそう、とか金髪頭悪そう、みたいな外見によるマイナスイメージってのはもちろんある。

金髪だと面接官の印象には残るが、印象はあまり良くない。

これもまた事実。

なので金髪だけどすごいしっかりしていることを面接で伝えることが重要。

だがそこまでできればただ印象に残るだけ。

しかも金髪"なのに"しっかりしているという映画ジャイアン理論またはヤンキー動物に優しい理論で普通より評価が高くなるのである。

なのでいかに緊張せずに、流暢に自分の言葉で話すことができるかが問題になってくる。

 

そこでだ。

飲酒して面接に挑んだ理由

合コンと採用面接は似ている。初対面の人間に自分の魅力を伝えれるか。

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合コンと採用面接は似ている。

いきなりどうした?って顔をしないで欲しい。

合コンも面接も、"初対面の人間に自分の魅力を伝える"のが最大の目的だ。

なぜ合コンでお酒を飲むのか考えたことがあるだろうか?

  • 緊張して自分の素を出せない
  • 緊張して相手の目を見て話せない

といった、緊張によって自分の魅力を100%伝えられない状態をなんとかするために、自分の能力をドーピングするためにお酒を飲む。

合コンでも乾杯まではほぼ無言だけど、お酒進んでいったらなんとなく盛り上がっていくやろ。そういうことや!

合コンと採用面接は似ているが、同じではない

"合コンと採用面接は似ている"と書いたが、もちろん似ているが同じではない。

初対面の相手に自分の魅力を伝えるという意味は同じだが、

  • 相手がお酒を飲んでいない
  • お酒を飲んでいたら評価が下がる(常識として)

という点が違う。

なのでベロベロに酔うほど飲んで、飲酒がバレてしまっては元も子もない。

正確に返答することもできないだろうし、そもそも酒の匂いで超絶マイナスポイントだ。

酒に強いかどうかにもよるが、自分の中である程度こんくらい飲めば初対面でも流暢に話せるようになるってレベルの酒量ってのがあると思うので最低限の飲酒量にしておきたい。

酒を飲んでドーピングして流暢に喋れるようになり、かつ相手に飲酒していることがバレなきゃ最強!ってこと。

ただ自分では酒の匂いはしないと思っても、相手からすると結構すぐ気づくものなので、ちゃんとケアはしといたほうがいい。

僕はガムとブレスケアを使った上、面接の始まりのタイミングで風邪気味であるという嘘をかましてマスクでの面接の許可をもらうという荒業を使った。

 

面接の内容

一次面接_現場社員との面接

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金髪でビール1本飲んで私服で面接に行った。

これだけ読むと完全になめてるけど、もう超本気。超印象残しに行ってる。

企業研究もくっそやったし、絶対入りたかったから色々準備した。

職務経歴書や自己PRを完璧に作らずにあえて質問の余地を残しておいて、その質問がきたら完璧に回答できるように何度も練習した。ここに笑いを入れるのもポイント。

そこまでやったので、本当に自分の想像どおりの面接ができた。

話はめっちゃ盛り上がったし、一切緊張しなかった。

金髪であることで印象に残ったかはわからないが多分まあ受かったってことは大丈夫だったんだろう。

面接終了後に確実に受かった確信があった。面接終了後その足で飲みに行った。

 

最終面接_役員との面接

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二次面接は人事だったんだけどほとんど一次面接と同じような感じで挑んだので割愛する。

最終面接では髪を黒く染めてスーツを着てシラフで面接へ行った。

そりゃそうだろ!!

ロックンロールに面接に挑むのが目的ではなくて受かることが目的だ!!

最終面接はそいつで大丈夫かの最終確認レベルだといろいろな就職情報サイトに書いてあった。

そもそも一次面接と二次面接で印象は残してきたし、最終面接にリスクをおってまで印象を残す必要は一切ないと判断したので目立たないように黒髪に戻した。

 

無事、第一志望の企業に本来足切りされる能力と社歴学歴だったが合格した。

 

最後に

多分黒髪で緊張しまくりだったら普通に落ちてたんじゃないかな―と思うので、当時の戦略は博打ではあったがしてよかったと思う。

もちろん金髪にしないでも印象に残せるくらいの能力を持っていて、お酒飲まなくても流暢に話せるのならばこういう小手先のことはしないほうが絶対にいい。

普通に飲酒バレたら即終了だし、金髪で印象残せなかったらマイナスでしかないわけだからね。

この方法は"普通にやったら確実に落ちるけど、あと一歩なにかしら爪痕残せば行ける!"くらいの企業への面接のときにだけ使って欲しい。

あと一切責任は取れないので落ちても勘弁して欲しい。

 

あと僕が面接官するときに金髪のやつきたら一発で落とす。覚悟しておけ!

 

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