
好きな漫画はたくさんあるけれど、レビューしよう!と思える漫画は結構少ない。
特に、すでに有名な作品って別に他の人がレビュー記事書いてるしいらんやん。と個人的には思うのだけど、ワールドトリガーだけは自分の言葉で感想を書き残しておきたい!と思ったので記事にしようと思う。
みんな大好き週刊少年ジャンプで連載されてたので、有名of有名ではあるのだけど、まあたまにはいいじゃないか!
あと僕はLandreaallという神漫画が大好きなんだけど、Landreaall好きとワールドトリガー好きは相関性があると常々感じていた。そんなときにLandreaallの記事についたはてブコメントを見て、予感は確信に変わったのだった・・!
そ!れ!な!それな!
ワールドトリガー好きだけどLandreaall知らない、って人はまさかいないと思うが、いたら確実に読むこと。これは命令である。損はさせない。信じろ。
Landreaalについてはネタバレなしの記事があるので興味もったらこちらも見てくれると嬉しい。
ということで早速ワールドトリガーの良さをただひたすら語っていきます!ついてこい!
目次
ワールドトリガーってどんな話
15秒でわかるあらすじ
見たことのない人や、昔見てうろ覚えって人のために簡単にあらすじをば。
日本の三門市という街が舞台。
ある日突然ゲートと呼ばれる異世界の門が出現。そこから侵略者(ネイバー)が現れ街はめちゃくちゃにされてしまう。
ネイバーの侵略に危機を感じた政府はネイバーから世界を守るために”界堺防衛機関”通称ボーダーと呼ばれる組織を設立する。
侵略者であるネイバーと、ネイバーから世界を守るボーダーの戦いを描いたSFアクション作品。
要は異世界からいきなり敵が来た!戦わねいばー!っていうまあよくある設定だ。
ネイバー最初の出現から4年後、主人公三雲修の通う学校にネイバーが現れるところから物語は始まる。
とまあこんな感じのお話。15秒でわかるわけないよね!知ってた!
ワールドトリガーのここがすごい
圧倒的なキャラクター数とその魅力
ワールドトリガーには多数のキャラクターが登場する。
Wikipediaを見ると、記載されている数だけでなんと107名!
しかもこれはボーダーの登場人物だけである!数えるの辛くて敵側を含めた数は途中で諦めた。

多すぎ
敵含めた数についてはだれか数えてみてくれ。任せた。
2020年2月現在21巻が発売されてるが、単純計算1巻あたり5人以上の新キャラが出てるのである。
単純計算すぎてなんの意味もない数字を出してしまったことについては反省している。
それぞれのキャラクターが立っているのがワールドトリガーの素晴らしい点だと思う。
これだけの数が出てくると、結局主要キャラに人気が固まるものだけど、ワールドトリガーに関して言うと、人によって”推し”が分散されることをtwitterなどを見ていると感じる。
感覚値で話すと変なおじさんに絡まれそうなので実際に読者投票の結果を見てみた。
ワールドトリガー第2回読者キャラクター人気ランキング
- 得票数:14,433票
- 上位5名投票数合計:4,525票
- 上位5名が占める投票の割合:約30%
ワンピース第2回読者キャラクター人気ランキング
- 得票数:51,873票
- 上位5名投票数合計:38,582票
- 上位5名が占める投票の割合:約75%
ちょっと比較対象が微妙かもしれないうえに比較対象が1つってどうよって言われそうだが・・。(てか5万票すげえ。)
登場キャラクターが多いワンピースと比較すると、上位5位が約7.5割を締めているのに対して、ワールドトリガーは約3割である。
いかにワールドトリガーの人気が主要キャラクター以外に分散しているかがわかる。
これは裏を返せば主要キャラに魅力がないと思われがちだが、ワールドトリガーを読んでいる読者諸君であればそんなことはないということは明白であろう。
物語の展開
- ボーダー vs ネイバー
- ボーダー vs ボーダー
ワールドトリガーでは敵との戦いだけでなく、味方同士の戦いも描かれている。
この要素が物語をたまらなく面白くする要因のひとつだ。
この構図のなにがすごいかというと、”強敵が味方になる展開”というおもしろ漫画あるあるを日常的に描けるという点である。
”強敵が味方になる展開”って他作品ではベジータが仲間になるとか、クロノトリガーの魔王とか。まじ熱いよね。ゾクゾクするよね。
ボーダー同士の戦いを定期的にランク戦として描くことで、ネイバーとの戦いの際に以前ランク戦で戦った強敵が味方として登場してくれる。胸アツ。
ここについては以下のブログでめちゃアツレビューされているので、こちらを参照して欲しい!
https://blog.tinect.jp/?p=63160
戦略性
ボーダーの戦いで特徴的なのが個人の戦いではなく、チームの戦いである点だ。
ボーダー内で小隊ごとにチーム分けがされており、チーム単位で戦闘を行う。
なのでチームの一人に”圧倒的な力”があってもそれだけでは勝てない状況が生まれる。
地形や天候によって戦略を変え、相手チームをいかに研究してきたかという点が勝敗を分ける。
がっつりファンタジーなはずなのに、妙にリアルな部分があるのが引き込まれる要因の一つだと感じる。
後述するが、主人公はあんま強くない。なんなら弱い。だがその能力を補うために工夫して戦う。その過程がまじで熱い!

風間さんすき・・・
“レベルを上げて物理で殴る”的な作品とは一線を画するのがワールドトリガーの特徴。
主人公がリアル
ここで今一度主人公のキャラデザを見て欲しい。
嘘だろ・・・この中に主人公がいるんだぜ・・・
万が一、万が一にどれが主人公かわからない人のために説明すると真ん中のメガネくんが主人公である。
特徴がないのが特徴を具現化したようなこのキャラデザ。
よくキャラデザの極意!みたいな記事を見るとシルエットでわかるようにキャラデザすべし!とか書かれているのを目にする。
もちろんワールドトリガーは週間少年ジャンプで連載していた漫画なので、シルエットにしたら特徴がはっきりわかるように書かれている。
うん!なし!さっきのなし!シルエットとかキャラデザに関係ねえわ!そんなんどうでもいい!
間違っても誤解しないでほしいのが、僕は主人公の一人である修をバカにしたいわけではない。なんならかなり好きなキャラクターの一人だ。
そしてもうひとつすごい点として、キャラデザが地味な上に弱いという点。
- 地味
- 特徴がないキャラデザ
- 弱い
もうどうやったら人気でるんだよって感じではあるが、先程のランキングでも堂々の1位。これはいままでのキャラデザの概念をぶっ壊したことを意味する。
キャラクターの内面を繊細に描くことで、外見ではなく内面でファンを作ったのがこの作品の特筆べきところだと思う。
そして先述した通り、100名以上のキャラクターを登場させた上に、どのキャラクターにも一定の人気をもたせることができたのも、このキャラクターの内面を繊細に描いた葦原先生の天才的部分だと思う。
香取ちゃん
香取ちゃんだけで記事一本かける。最高
香取ちゃんでご飯いっぱいいける。嘘。
いずれ香取ちゃんラブ記事を書く。からここでは割愛するが、ひとつだけ言わせてくれ。
最高。
どこで読めるの?
小銭欲しさに記事書いてるわけじゃねーんだ!自分で探せ!お前のスマホはなんのためにインターネットにつながるんだ?そのiphoneは10マンするただの箱か?お前の頭は空っぽか?!空っぽみたいだから教えたるわ。ブラウザ開いて下のどっちがで検索しろ!
- ワールドトリガー 電子書籍
- ワールドトリガー 通販
最後に
結構長くなってしまった。好きなバトル紹介とか香取ちゃんとか書きたいことはまだ色々ある。というか語り尽くせないので後なん記事かは書いてみようと思う。
ワールドトリガーとLandreaallが好きな人のおすすめ漫画を知りたい!だれか記事かいてくれ!もしくはTwitterでリプ飛ばしてくれ!語ろう!!